手足の痛みが気になる方へ
パソコン作業中に手首がズキッと痛む、立ち上がるたびに膝がしびれる—こうした〈手足の痛み〉は年齢や運動量を問わず誰にでも起こり得ます。
特に寒暖差の大きい会津・喜多方・塩川では血流が滞りやすく、些細な負荷でも痛みが長引きがちです。当院が実際に受けてきた相談をもとに、原因・応急処置・専門施術までを分かりやすくまとめました。
手足の痛みとは何か?
手や足は体の中でも酷使されるパーツで、関節・筋肉・腱・神経が複雑に重なり合っています。痛みはそのどこかに炎症や圧迫が起こったサインですが、場所と動作によって原因が大きく変わります。
たとえば「動かした瞬間に刺すような痛み」は腱や靱帯の微細損傷、「ジンジンしびれる痛み」は神経の圧迫が疑われるなど、痛み方が診断の手がかりになります。
よく見られる主な症状と原因
手足に起こる痛みのうち、整骨院へ寄せられる主訴をまとめました。
上半身に多い痛み
・テニス肘(肘の外側の腱障害)
・手根管症候群(手首で神経が締め付けられる)
・ドケルバン病(親指側の腱鞘炎)
下半身に多い痛み
ランニングやジャンプで衝撃を受けやすい下半身では、変形性膝関節症や足底腱膜炎が代表例です。
膝の軟骨摩耗や足裏アーチの崩れが原因となり、歩き始めや階段昇降で強い痛みを生じます。
神経・血行由来の痛み
長時間のデスクワークや寒冷環境で血管や神経が収縮すると、しびれ混じりの痛みが起こります。冷え性や末梢神経の圧迫を放置すると、感覚麻痺や筋力低下へ進行するおそれがあります。
応急処置の基本 ― RICEを覚える
突然の痛みや腫れを感じたら、まずはRICE処置で炎症を抑えましょう。
・Rest(安静)─痛む動作をすぐにやめ、患部への負荷を極力ゼロにする
・Ice(冷却)─タオルを挟んで20分冷やし、血管と神経の興奮を鎮める
・Compression(圧迫)─伸縮包帯で軽く圧をかけ、内出血や腫脹を抑制
・Elevation(挙上)─心臓より高い位置に保ち、余分な血液を戻りやすくする
48時間以内に痛みが引けば軽症の可能性もありますが、動かしたときの鋭い痛みや夜間痛が続く場合は早期に専門評価を受けてください。
専門家に評価してもらうべき理由
痛みが出た直後は腫れや内出血に隠れて本当の損傷部位が見えにくく、自己判断では完治のタイミングを誤りがちです。
整骨院では触診・徒手検査・超音波観察を組み合わせ、骨・筋・腱・神経のどこに問題があるかを立体的に可視化します。これにより「そのまま固定で安静が必要か」「動かしながら治すべきか」を的確に判定でき、再発や慢性化を未然に防げます。
施術は痛みの程度と生活環境に合わせて個別で回復までの道のりを計画します。
まとめ ― 痛みを我慢せず専門家に相談を
手足の痛みは「少し休めば治るだろう」と自己判断しがちですが、放置すると日常生活の質は大きく低下します。早めに原因を特定し、適切な処置とリハビリを受けることが完治への近道です。
会津・喜多方・塩川で手足の痛みにお悩みの方は、地域密着のしおかわ整骨院へお気軽にご相談ください。体の仕組みを分かりやすく説明し、一緒に再発しない身体づくりを目指します。