冷え性・自律神経障害でお困りの方へ
朝から手足が冷たい、耳鳴りや立ちくらみが続く―そんな不調は寒さだけでなく、自律神経のアンバランスが背景に潜んでいることがあります。
会津・喜多方・塩川は冬の厳しい冷え込みと室内外の温度差が大きく、日々の生活だけで自律神経に強いストレスがかかりがちです。しおかわ整骨院で多く寄せられる「冷え性と自律神経の乱れ」に関するご相談を例に、原因・対策・施術方法をわかりやすく解説します。
冷え性・自律神経障害とは?
冷え性は「体温は平熱でも手足だけ氷のよう」という状態を指し、自律神経障害は体温や血圧、脈拍を調節する神経システムが乱れて起こる幅広い不調の総称です。
ふたつは密接に関係し、末端の血管を開閉する信号がうまく伝わらないことで血流が低下し、冷えと自律神経症状が同時に現れやすくなります。
原因とメカニズム
日常生活の小さな習慣が積み重なると、自律神経は過剰に働き続けてバランスを崩します。たとえば長時間のデスクワークで同じ姿勢を続けると筋ポンプが機能せず、末端に血液が滞留。そこへ冷房や暖房の急激な温度差刺激が加わると、血管はストレスで収縮と拡張をくり返し、自律神経はフル稼働状態に。
結果として「手足が冷えるのに顔がほてる」「夜眠れず朝起きられない」といった相反する症状を同時に抱えることになります。
主な症状チェック
冷えと自律神経の乱れは、一見関係のない体調変化として現れるため見逃されがちです。以下に当てはまる項目が多いほど、専門的な評価を受けるサインと考えられます。
・手足が冷たいのに脇や額は汗ばんでいる
・立ち上がると目の前が暗くなり、動悸がする
・就寝前に足が冷えて眠れず、昼間は強い眠気に襲われる
自宅ケアの基本
冷え性・自律神経障害の改善には「温め」「動かす」「整える」の三本柱を日課に組み込みましょう。
・40℃前後のお湯に15分浸かり、入浴後にストレッチで筋肉と血管をゆるめる
・ふくらはぎのポンプを活性化する片脚カーフレイズを1日30回、または7千歩のウォーキングを習慣化
・就寝前に5秒吸って10秒吐く深呼吸を5セット行い、副交感神経を優位に切り替える
整骨院で専門評価を受けるべき理由
自宅ケアだけで温まりにくい、頭痛やしびれを伴う場合には、体のゆがみや筋緊張が血流を妨げている可能性があります。
整骨院では触診と姿勢分析で血行不良ポイントを可視化し、超音波観察装置で筋膜や神経周囲の硬さを確認。自律神経テストで交感・副交感の切り替え度合いを測定し、冷えの背景に潜む要因を立体的に評価します。
これにより整体だけで済むのか、内科検査を勧めるべきかを判断できるのが大きなメリットです。
しおかわ整骨院の施術アプローチ
しおかわ整骨院では、気候条件が厳しい会津・喜多方・塩川の生活環境を踏まえ、「温め」「ほぐし」「整える」を段階的に行います。
温熱療法+筋膜リリース
遠赤外線ヒーターで深部体温を上げた後、筋膜リリースで固まった背中・骨盤周囲の筋を緩めます。血管が開きやすい状態で手技を行うため、短時間でも指先まで温かさが行き届きやすくなります。
骨盤・背骨の調整
骨盤が後ろに倒れる猫背姿勢は下半身の血行を阻害します。ソフトなモビライゼーションで骨盤角度と背骨のカーブを整え、重心を真ん中に戻すことで足先から心臓への血液の戻り道を再構築。自律神経の働きを安定させる効果も期待できます。
自律神経リセットエクササイズ
施術後に呼吸法と眼球運動を組み合わせたエクササイズを実施。副交感神経を高め、体が自然と温まりやすい状態でお帰りいただきます。習慣化しやすいよう、在宅勤務中でもできる1分間メニューをお渡ししています。
まとめ ― 体の芯から温まる毎日へ
冷え性と自律神経障害は「血流×神経バランス」の崩れが根本にあります。温めてもすぐ戻る、めまいや動悸を伴うといった場合は早めにしおかわ整骨院へご相談ください。
地域特有の寒さに合わせた施術と生活指導で、体の芯からポカポカし、自律神経がリズムよく働く毎日を取り戻すお手伝いをいたします。