スポーツで体を痛めた方へ
運動中にひざがズキッとした、ボールを投げた瞬間に肩が抜けそうになった―そんな経験はありませんか?
スポーツ障害は「がんばり過ぎた体」からのサインです。軽い痛みを放置すると競技復帰が遅れるだけでなく、日常生活にも支障が出ることがあります。
会津・喜多方・塩川エリアでスポーツに励む方が早期に正しい対処を取れるよう、分かりやすく解説します。
スポーツ障害とは?
スポーツ障害とは、「同じ動きをくり返すうちに起こる痛みや機能低下」の総称です。大きく分けると二つのタイプがあります。
慢性的な負荷による障害
ランニングやサーブ動作のように同一パターンを続けると、筋肉や腱が回復しきらないまま微細な傷が蓄積し、炎症反応が慢性化します。
急性的な外傷
ジャンプの着地で足首をひねる、タックルで肩を強打するなど、瞬間的に大きな力が加わって組織が損傷した状態です。治ったと思っても深部にダメージが残りやすく、きちんと評価しないと再発が頻発します。
よく見られるスポーツ障害
スポーツによって負担が集中する部位は異なります。代表例を部位別にまとめました。
上半身に多い障害
野球肩・インピンジメント症候群、テニス肘、手首の腱鞘炎は、投球やラケットスポーツで生じるフォームの崩れが主原因です。
チェックポイント
・投球後に肩の奥がにぶく痛む
・バックハンドで肘の外側がピリッとする
・ラケットを握ると手首に抜けるような痛みが走る
下半身に多い障害
ジャンパー膝、シンスプリント、足首の捻挫は、着地衝撃や方向転換時の負荷を吸収しきれずに起こります。
チェックポイント
・踏み切り動作で膝のお皿の下が痛む
・走ったあとスネの内側がジーンと熱を帯びる
・一度治った捻挫部位が繰り返し腫れる
自分でできる応急処置 ― RICEの実践
軽度の痛みや腫れにはRICE処置が基本です。
・Rest(安静):痛む動作をただちに中止し、患部を固定して負担をゼロに近づける
・Ice(冷却):タオル越しに氷を当て20分冷却、血管を収縮させ炎症を抑える
・Compression(圧迫):弾性包帯で軽く圧をかけ、内出血や腫脹を最小限にする
・Elevation(挙上):心臓より高く保ち、余分な血液やリンパ液の停滞を防ぐ
48時間以内に痛みが引けば大事に至らないこともありますが、痛みや可動域制限が残るときは専門家のチェックが不可欠です。
専門家に評価してもらうべき理由
見えない損傷を見逃さない
エコー検査や徒手テストを行うと、表面からはわからない腱の亀裂や靭帯の伸び具合が判明します。適切な固定やリハビリプランを組むことで、完治前の競技復帰による再発リスクを大幅に減らせます。
復帰時期を数値で判断できる
筋力計測や柔軟性テストを行い、左右差が10%以内に収まった時点で段階的なトレーニングを再開する指標を提示します。感覚頼みでなく客観的データで判断できるため安心です。
フォーム改善と再発予防
痛みの根本要因であるフォームの癖や筋力アンバランスを分析し、ストレッチと筋力強化を組み合わせて再発を防ぎます。
しおかわ整骨院で行う施術とサポート
しおかわ整骨院では、スポーツ障害に特化した次のアプローチを行います。
1. 詳細評価プログラム
姿勢解析アプリと超音波観察装置を併用し、痛みの出る動きをスロー再生で確認。会津・喜多方・塩川の大会スケジュールに合わせ、回復プランを設計します。
2. 施術メニュー
手技で筋膜の張りを緩め、ハイボルト電気刺激で深部痛を鎮静。関節モビライゼーションで可動域を回復した後、段階的なエクササイズで競技特有の動きを安全に再構築します。
3. 競技復帰サポート
競技別のウォーミングアップ指導、テーピング、栄養アドバイスまでワンストップで提供。復帰後のモニタリングも行い、フォーム再チェックとメンテナンス施術で再発防止を徹底します。
まとめ ― 痛みゼロで思い切りプレーするために
スポーツ障害は「痛みが消えた=治った」ではありません。筋力バランスやフォームを整え、再発しにくい体を作って初めて本当の完治と言えます。
会津・喜多方・塩川のスポーツ愛好家の皆さん、痛みや違和感を覚えたら早めにしおかわ整骨院へご相談ください。正確な評価と段階的なリハビリで、再び全力プレーができる体へ導きます。